KP PEOPLE

先輩紹介

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設計・専門技術

M.K.

プラント事業本部
プラント技術部
エンジニアリンググループ
2010年入社

入社理由

父の背中を見てインフラを守る仕事に。

父の影響で、自分も愛着のある関西の電力インフラを守る仕事に就きたいという思いを持っていました。関西電力のWEBサイトでグループ会社を調べたときに見つけたのが、関電プラントでした。父に相談すると、父自身も関電プラントと一緒に仕事をしたことがあり、また父の同僚にも関電プラントのことを良く知っている方がいらっしゃるなど、身近に感じられました。その後、深く知っていくにつれ、関電プラントでインフラを守って社会に貢献したいという思いを強くし、入社を決めました。

業務内容

配管工事にまつわる設計業務を担当。

入社後4年間、舞鶴事業所で現場監督を経験した後、エンジニアリンググループに異動してきました。現在は、現場からの依頼を受けて、配管工事にまつわる設計業務を行っています。設計と一口に言っても非常に幅広く、図面作成はもちろん、配管ルートの検討、熱応力解析、流速計算、TSR(配管の肉厚)計算など、多岐にわたる業務を手がけています。また、それらの設計業務に加えて、架台の強度計算や特殊な物品の仕様検討など、現場から設計に関する依頼があれば、できる限り対応するようにしています。
心がけているのは、現場の担当者とのコミュニケーション。何が求められているかをしっかりヒアリングし、現場にマッチしたモノを設計するよう努めています。

心に残るエピソード

不安で仕方がなかった初めての設計案件。

エンジニアリンググループに異動して初めて設計を担当した案件が印象に残っています。配管のサポート形状を考えて作図し、強度検討を行うという案件でした。上司にやり方を丁寧に教えてもらいながら進めましたが、計算式や入力数値を確認する度にいくつかまちがいが出てくるので、本当に何度も確認をして、今では考えられないくらい時間がかかりました。
最終的に現場に納品する設計書も、上司に何度も確認してもらったにもかかわらず、工事が終わるまで「あれで本当に大丈夫だっただろうか」と不安で仕方がありませんでした。工事完了後、現場から「大丈夫だったよ」と連絡を受けたときに、ようやくほっとしたのを覚えています。こんな初仕事でしたが、温かく見守ってくれた上司や先輩には感謝しかありません。

やりがい

現場からの感謝と
頼られ感が原動力。

8年ほどエンジニアリンググループに在籍していますが、さまざまな工事部所から設計の依頼が舞い込むため、同じ設計内容の案件がほとんどなく、毎回自身のスキルアップにつながっていると感じます。この成長の実感が、やりがいの一つです。
また、現場の担当者から「ありがとう」という言葉をかけてもらえると、頑張ってよかったなと思えます。私たち設計担当にしてみれば、現場監督はいわば顧客にあたるような存在ですが、以前は上司に設計を依頼していた現場監督が、上司ではなく私のところへ直接依頼連絡をくれるようになったときには「認められた」とうれしくなります。設計に関して現場から問い合わせを受けることがありますが、そのときも「頼りにされている」と感じ、できるだけ力になりたいという思いで対応するようにしています。

これからの挑戦

技術士の資格を取得して
設計のプロに。

上司や先輩のように、工事部所にもっと信頼してもらえるような設計担当になるのが目標です。現場から質問されて即答できる場合が、上司や先輩に比べるとまだまだ少なく、もっと知識や経験を蓄えて対応力を高めたいと考えています。
また、設計資格の最難関である技術士の資格を取得できるよう、自主学習に取り組んでいます。取得できれば自信につながるでしょうし、設計の分野でプロフェッショナルを目指したいと思います。

学生へのメッセージ

周囲がしっかり
フォローしてくれます。

関電プラントは現場監督が主な業務ですが、その中でも設計に興味がある方と一緒に働きたいと思います。また、「報連相」行動やコミュニケーションを積極的にとることができる方は歓迎します。
エンジニアリンググループはOJTがしっかりしており、上司や先輩、後輩と気兼ねなく話すことができる部所だと思います。たとえ自分の担当案件でなかろうが、フォローしてくれたり相談に乗ってくれたりする人が多く、そうした環境下で業務を進めることができる点が魅力です。

一週間のスケジュール

  • 図面、検討図書作成、協力会社提出図書のチェック

  • 客先打ち合わせ用書類作成(客先への確認事項、前回の打ち合わせ内容に対する回答準備)

  • 客先WEB打ち合わせ

  • 客先依頼事項の対応

  • 図面、検討図書作成、協力会社提出図書のチェック

  • 休日

休日の過ごし方

妻を喜ばせるために、料理!
料理が好きで、休日は昼食や夕食を作るようにしています。料理は、「妻を喜ばせたい」という思いから、結婚を機に始めました。今では一通り作ることができます。あとは、平日に録画した番組を妻と観たり、仲間とゲームをしたりして過ごしています。