先輩紹介

原子力産業が盛んな地域で育ったこともあり、将来は電力関連でライフラインにかかわる仕事がしたいと考えていました。就職活動を進める中で、発電所の現場を最前線で支えている現在の業界に興味を持ち、今まで曖昧だった“自分が働く姿”がイメージできるようになりました。中でも、高度な技術力と数々の実績とノウハウを持っている関電プラントに魅力を感じ「ここで働きたい」と思い入社を決意しました。また、選考を進めていく過程で人間味のあるアットホームな会社だと感じたことも決め手の一つとなりました。決して派手な仕事ではありませんが、これからはライフライン維持の一翼を担う仕事ができるという喜びがあったことを覚えています。

各種発電プラントにおけるメンテナンスや修繕工事の現場監督を務めています。担当は小型回転機や熱交換器といった機械関係設備で、工事計画、施工・安全・品質管理を行い、工事を無事故無災害で完遂させることが私の役割です。それに加えて大切にしているのが、お客さまの“ニーズ”や“思い”を大切にすること。なかなか表には出てこない部分まで汲み取り、コスト低減策や、先々のことを考えた工事計画など、常に「＋α」のご提案をするよう心がけています。現在は小型、小規模設備がメインですが、多種多様な現場と誠実に向き合い、対応力・判断力を日々磨いています。

社内応募型のプロジェクトで海外の火力発電所の建設に携わることができました。現地に駐在したことで、大型プロジェクトのスキームや、各事業者の関連性や作業員のスキル、安全・品質に関する考え方などのリアルな実態を肌で感じて学ぶことができました。自身初となる海外生活は驚きの毎日であり、慣れない言語でのコミュニケーションはとても苦労しましたが、周りの方々の支えもあり最後まで全うすることができました。
異文化の環境下で、普段はかかわる機会が少ない総合商社の方など、さまざまな人と出会い仕事をさせていただいたことで、ビジネススキルだけではなく人間的にも成長できたと実感しています。「挑戦なくして成長なし」の言葉通り、挑戦してよかったと思っていますし、大きな自信にもなりました。