KP PEOPLE

先輩紹介

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その他技術系業務

T.K.

原子力事業本部
原子力統括部 企画グループ
2011年入社

入社理由

広域かつ多くの人に貢献できる仕事。

インフラ関係の仕事に携わりたいという思いがあった中、生まれ育った地元に原子力発電所があったことから、発電所に関係する仕事は選択肢の一つでした。関電プラントに関心を抱いたのは、日常生活において「あって当たり前」と思われている電気を作り出す発電所で、「機器が動いて当たり前」の状態を維持するという、広域かつ多くの人に貢献できる仕事に興味を持ったためです。
面接では、担当者の方が優しく接してくれたこともあり、緊張することもなくリラックスして話すことができました。こうした温かい印象は、入社した今も変わることはありません。

業務内容

原子力事業本部の「これから」を企画検討。

関西電力の原子力発電所では、以前に比べ稼動炉が減っているのが現状です。関電プラントの原子力事業本部としては、その減少分の業務を、カバーする施策を検討し、さらにその先へ成長していく必要があります。新事業へ進出するのか? 他の発電所を手がけるのか? そうした今後の事業方針を企画・検討するのが、私の所属する企画グループの主たるミッションです。
具体的には、事業戦略の策定関係業務をはじめ、新規事業計画の検討、事業部門の収支計画の作成・実績管理、社内会議資料の作成などに携わっています。とはいえ、企画グループの中では私が一番の若手。そのため、上司や先輩の思いを汲み取り、仕事が少しでも前へ進むよう準備を整えていくのが私の役割と考え、日々奮闘しています。

心に残るエピソード

自ら計画し、自ら施工した大工事。

今の部所に異動する前のことです。原子力発電所を再稼動するために必須の工事はいくつかありますが、そのうちの一つである「竜巻対策設備」の設置工事に携わりました。最初は原子力事業本部で工事計画を練り、その計画に基づく工事を、今度は自ら発電所で現場監督として施工しました。
それまで手がけてきたメンテナンス工事とは規模がまったく違い、かかる費用も期間もけた違いです。自分の経験不足もあり、苦労は半端なものではありませんでしたが、その分、竣工を迎えたときの達成感は言葉にできないほど大きいものでした。計画に約2年、工事に約2年と、計4年を費やしたプロジェクトで、今も忘れられない記憶に残る大仕事です。

やりがい

将来、振り返ったときに
覚えるやりがい。

事業部門全体の予算や、これからの事業の方向性にかかわる仕事など、現場ではまったく経験しなかった業務に携わらせてもらっています。新しいことを知ることのおもしろさを実感し、いろいろなことに興味を持つようになりました。グループの中ではまだまだ力不足ですが、自分の考えをぶつけながら上司と議論し、納得のいく結論に至ったときには充実感を覚えます。
今はまだこの仕事で大きな達成感は得られていませんが、5年後、10年後に振り返ったとき、自分は「今ある原子力事業本部を作るきっかけとなる仕事」に携わったのだと、胸を張って思えるような仕事をしていく・・・それが、将来のやりがいにつながると考えています。

これからの挑戦

ゼネラリストとして
成長していきたい。

これまでに発電所で現場監督を経験し、現在は本店で営業計画や中長期収支計画に携わる部所で業務を行っています。ここで会社全体を俯瞰でとらえる視点を養った後、それを携えて現場に戻るのもよいかと思っています。そのようにして異なる部所で業務経験を積み、広範囲にわたる知識・スキルを持つゼネラリストとして活躍するのが目標です。

学生へのメッセージ

みんなと一緒に
協力して進める仕事です。

何事も興味を持って取り組めるかどうかで、やりがいや達成感、その後の身に付きようは変わると思います。その意味でも、自身が知らないことに興味を持って積極的に取り組む人と一緒に働きたいと思います。経験は自身の糧となります。学生時代こそ、やりたいこと、やったことないことにチャレンジしてください。
当社は個々で競い合って仕事を行うのではなく、協力し合って仕事を進めていきます。同僚や上司だけでなく、協力会社や同業他社、お客さまといったさまざまな人とコミュニケーションをとるため、そうしたことが好きな方にはぴったりの仕事かと思います。また、上司・同僚・同期など相談相手は多くいるので、公私にわたり相談しやすい環境が待っています。

一日のスケジュール

  • 業務開始、メールチェック

  • 朝ミーティング

  • 各種資料作成

  • 昼食

  • 各種資料作成・打ち合わせ

  • 退社

休日の過ごし方

家族と過ごす時間を大切にしています。
平日はあまり一緒に過ごせないので、休日は家族と一緒に過ごすようにしています。散歩に行ったり、公園で遊んだり、買い物に行ったり。写真は、愛犬のプードルを連れて娘と一緒に海辺へ散歩をしに行ったときの一枚。