KP PEOPLE

先輩紹介

07

設計・専門技術

T.T.

プラント事業本部
プラント工事部 専門技術グループ
2016年入社

入社理由

機械系でも、メーカ以外の道がある。

機械工学を専攻していたので、周囲にはメーカ志望者が多かったのですが、私はどうもピンときませんでした。そんなとき、進路担当の先生が「こんな仕事もあるぞ」と勧めてくれたのが、関電プラントでした。
たくさんの協力会社の方と一緒に現場と向き合う仕事だと知り、非常に興味が湧きました。私はどちらかといえば人と話すのが苦手だったのですが、関電プラントのような仕事であれば人と話をしないとできないので、そういう環境に身を置くことで「苦手なことを克服し、自分を変えよう!」と考え、志望しました。

業務内容

高い専門技術を持つ技術者組織の一員に。

本店の組織である専門技術グループに所属しています。このグループにはその名称の通り、担当設備について高い専門技術を持つ技術者が集まっています。私は約5年間の事業所の現場監督を経て、つい最近、このグループに異動してきました。先輩の仕事ぶりを見ていると、「自分はちゃんとやっていけるだろうか?」と不安に思うときもありますが、このグループの一員に選んでもらった喜びをモチベーションに変えて、日々自己研鑽に励んでいます。
現在担当しているのは、ガスタービンの車室や翼環、ローターといった構成部品の分解・組立など。今後は数年かけて、ガスタービンに限らず、蒸気タービンをはじめとするさまざまな設備のプロフェッショナルとなるよう、技術に磨きをかけていくことが求められています。

心に残るエピソード

コミュニケーション面での成長を実感。

先日、中堅社員研修(社内研修)を受けたのですが、そこで対人コミュニケーションについて学んだ際、自身の成長をあらためて実感しました。この仕事では、お客さまだけでなく現場の協力会社の方や資材の購入先など、社外のたくさんの方々と連携し、互いの意見を正確に伝え合うことが重要になります。そんな職場で、もともとコミュニケーションが苦手だった私は、これまでいろいろ失敗を重ねてきました。相手の本心を推し量ることができずに無理な工程を進めようとしたり、自分の勝手な思いこみから作業指示が十分でなかったり。
しかし今は、日頃から協力会社の方々と綿密にコミュニケーションをとって関係性を深めることにより、向こうの考えや状況をしっかりつかんだうえで、こちらが伝えるべきことを正確に伝えられるようになりました。研修では、こうした自身の成長とコミュニケーションの大切さに、あらためて気づかされました。

やりがい

理解することが、
おもしろさにつながる。

当たり前のことかもしれませんが、理解していくことが仕事のおもしろさにつながっていると感じます。問題を解けるようになると勉強が楽しくなるのと同じで、設備への理解を深めることで、見えていなかったものが鮮明になり、充実感を得ることができます。
私自身、これまでさまざまな設備を担当してきました。最初はゼロからのスタートでしたが、経験を積むにつれ、だんだんとその設備にどう向き合えばいいかがわかってきます。工程の理解が進めば、それだけ人に教えられることも増え、そこにやりがいを見出せます。今の専門技術グループにおいては、自分自身に技術を蓄え、何より「成長することが仕事」だと考えています。もちろん厳しい面はありますが、その分、挑戦しがいのあるポジションだと思います。

これからの挑戦

メーカ指導員の方と
同じ視点に立つ。

現場では、設備を製造したメーカの方が、指導員として分解・点検に携わることがあります。いわば、その設備のエキスパートですが、私はそのメーカ指導員の方と同じレベルで設備を見て、意見交換できるようになることを目標に掲げています。今はまだ、指導員の方からいろいろなことを教わっている状態。でも、いつか必ず同じ視点に立ってみせます。
また遠い未来の目標としては、さまざまな人を支えられる存在になること。自分が培った技術を持って後輩の育成に努めたり、関電プラントが代々受け継いできた優れた技術を継承したり。考え方、動き方次第でどんどん伸びしろを増やせる環境が、当社にはあると思います。

学生へのメッセージ

難しい仕事だけれど、
やりがいも十分。

関電プラントの仕事は、正直言って難しいことが多いです。現場業務だけでなく、必要書類も作成しなければならず、また各現場で状況が異なるため柔軟な対応が求められます。法的な部分も関わってくるので、やるべきことは山積みです。それでも自らの成長を感じられる喜びと達成感を感じることはまちがいないので、そんな貪欲な方なら、この仕事にきっと楽しさとやりがいを見出せると思います。
もう一つ、「失敗をこわがる必要はない」のが当社の良いところ。失敗して初めて理解できることも多く、上司や先輩方もそれがよくわかっているので、新しい仕事にも思い切ってチャレンジすることができます。

一日のスケジュール

  • 朝礼

  • 協力会社のTBM、KY参加

  • 現場対応

  • 昼食

  • 明日の工事内容について確認

  • 現場対応

  • お客さまに進捗状況の報告と明日の作業内容をすり合わせ

  • 退社

休日の過ごし方

明け方の散歩と、スペシャルな朝食作り。
私の休日のポイントは朝。まだ暗いうちに起きて、明け方のしーんとした中をたっぷり1時間かけて散歩します。そして家に戻ってくると、休日だけのスペシャルな朝食作り。この写真にある、ホテルライクな朝定食を味わえば、もう完璧な休日の始まりです。