KP PEOPLE

先輩紹介

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現場監督

Y.H.

原子力事業本部
美浜事業所 機械課 機械D係
2010年入社

入社理由

人とかかわるのが好きな性格が活かせそう。

同じ高校の先輩が関電プラントで働いていたのがきっかけで、当社のことを知りました。先輩から聞いたところでは、お客さまやさまざまな人とコミュニケーションをとりながら進める仕事ということだったので、人とかかわるのが好きな自分の性格が活かせそうだと思い興味を持ちました。説明会では、発電所のタービンなどを扱う仕事もあると聞き、自分もぜひ大きな設備を担当できるようになりたいと考え、志望しました。

業務内容

原子力発電所で現場監督業務を担当。

現在、美浜の原子力発電所で、現場監督業務を担当しています。原子力発電プラントで現場監督をするには、各専門機器を扱うための資格が必要になります。私の場合は技術系の出身ではないので、すべて入社後に勉強して資格を取得しました。入社してしばらくは先輩の後をついてまわって見よう見まねで仕事をすることで精一杯でしたが、協力会社に出向して実際に自分で体験することで作業内容を覚え、今は担当設備について点検工事などの指揮監督を行っています。さまざまな作業工程がある中で、お客さまと、協力会社やメーカとの間に立って調整を行い、決められた期日内に工事を終わらせ、点検した設備をトラブルなく運転させるのが私の役割です。

心に残るエピソード

妥協を許さなかった装置の新規製作。

お客さまからの依頼で、ある装置を新規製作することになったときのことです。設備メーカに協力してもらい、一緒に一から設計を進めたのですが、新しい装置だったので手本にするものがなかったうえに、原子力発電所の規制をクリアする必要もあり、非常に苦労しました。途中で妥協する選択肢もありましたが、「いや、それはだめだ」と自分に言い聞かせ、違う方向からアイデアを出すなどして、納得のいくものを何とか完成させました。そして装置を自らの手で現場に設置し稼動させ、お客さまから「作業効率が上がった」「コストが下がった」と喜びの声をいただいたときは本当にうれしく、苦労が報われたと感じました。

やりがい

チームで共有する
工事完遂の達成感。

工事が問題なく進捗するよう、計画や調整、指示を万全に行うことに、やりがいや使命感を感じます。そして無事に工事を完遂させたときには、大きな達成感を得ることができます。特に、お客さまからタイトな工程の工事を依頼され、協力会社のメンバーと一丸となってゴールに向かい、期間内にやり遂げてお客さまから感謝されたときは、喜びもひとしおです。チームで取り組む仕事ならではのやりがいと言えます。

これからの挑戦

いつか大規模工事を
手がけたい。

これまでは点検や修繕工事を担当してきましたが、いつかチャンスがあれば、大型機器の取替工事や据付工事といった大規模工事を手がけたいと思っています。また、現在の担当機器以外の知識も身に付け、現発電所以外の広い分野で活躍できる現場監督になりたいと考えています。

学生へのメッセージ

前向きな人と一緒に
仕事がしたい。

失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジして知識をつけていこうという前向きな人が向いていると思います。成長につながる失敗で責められることはありません。関電プラントは、そういう前向きな人を大切にしてくれるアットホームな会社です。また、技術的な専門知識がなくても心配はいりません。入社してからしっかり学べる環境が整っていますので、安心して入社してください。

一日のスケジュール

  • 業務開始 朝礼、係内ミーティング

  • 協力会社で当日の作業内容の確認及び説明

  • 工事現場にて危険予知活動開始

  • 午前の作業開始(現場監督業務、工事進捗状況確認、関係各所との現場打合せ他)、明日の作業指示書作成

  • 昼食

  • 係内昼礼、客先に工事状況報告

  • 工事現場にて協力会社と昼礼実施、午後の作業開始

  • 現場4S(整理、整頓、清掃、清潔)状況確認、協力会社と終礼実施

  • 客先、上司に工事状況報告、工事記録作成、次工事の計画他

  • 退社

休日の過ごし方

同期仲間と一緒に温泉旅行。
休日はキャンプに行ったり、同期仲間と一緒に旅行に行ったりしています。写真は、原子力発電所配属の同期の仲良しメンバーで温泉旅行に行ったときのもの。気の合う仲間に恵まれてうれしい限りです。