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安全・品質への取組み
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企業情報
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サステナビリティ
安全・品質への取組み
私たちは電力設備で培ってきた高度な技術にさらに磨きをかけ、改善を重ね、これまで以上にお客さまに満足していただける安全で品質の高いサービスを提供することで、産業プラント分野における発電設備や製造設備をはじめ、再生可能エネルギー分野などのお客さまのご要望にもお応えしていきます。
安全管理の取組み
安全衛生方針
当社は「安全と健康の確保は他の何ものにも優先する」を事業運営の根幹とし、積極的な安全衛生活動の推進および快適な職場環境の形成を図り協力会社を含む従業員の安全と健康の確保に努めています。
- 労働安全衛生関係法令、お客さまおよび社内の安全衛生に関する規定等を遵守し、三現主義(現地・現物・現実)に基づき職場の危険要因の明確化と対策の徹底を図り、「災害ゼロ」の達成を目指します。
- 従業員および協力会社の協力の下に、本店・事業本部・事業所等と工事現場の関係者全員が一体となり安全衛生活動を展開するとともに、一人ひとりが自律的に安全衛生確保に取組みます。
- 労働安全衛生マネジメントシステムに基くPDCAサイクルを機能させ自主管理と継続的な改善により職場の安全衛生水準の向上に取組むとともに、有効な組織体制の構築と関係者への必要かつ十分な安全衛生に関する教育・訓練を実施します。
- 業務に起因する疾病の防止に務めるとともに、従業員等の自己保健とメンタルヘルスのための支援を継続的におこない健康の維持増進に努めます。
OSHMSの運用
労働安全衛生マネジメントシステム
単に「労働災害ゼロ」の達成を目指すのではなく、労働災害等の危険性のない職場をつくり「危険ゼロ」を達成するため、労働安全衛生マネジメントシステムを構築し実施・運用しています。このシステムのもと安全衛生方針や目標を定めて、計画(Plan)ー実行(Do)ー評価(Check)ー改善(Antion)のサイクルを回し、三現主義に基づき潜在的な労働災害等の危険要因の排除、低減の実施と安全衛生確保のためのノウハウの共有等に取組んでいます。
現場における安全管理の徹底
ワンストップ確認による
ステップ毎の安全確認
当社は「作業の安全確認」の形として一度立止まり指差し呼称による安全確認をおこない、安全を考えて行動することを習慣づけワンストップ確認活動を展開しています。
- 過去の事例やKY(危険予知)で抽出した場面で、各々がリスクや対策の状況を「・・・ヨシ!」と指差し呼称で確認する。
- 現場パトロール時、現場立会い時等に重要と思われるポイントで「ワンストップ・・・はよいか?」と声を書け指差しによる確認を促す行動を実行する。
- 作業中に異常あるいは疑問を感じたら共同作業者に対して「ワンストップ」の声を掛け、一旦作業を中断した上で、現状を確認し改善策を相談、実行する。
現場パトロールによる安全管理の指導
安全施工の基盤整備
品質保証活動の取組み
品質方針
当社は、お客さま設備の安全性と信頼性の向上に寄与するため、法的要求事項およびお客さま要求事項を満たすとともに、常にお客さまの視点に立ち、お客さまの期待を超えるサービスの提供を目指します。
上記を実現するために次の活動をおこないます。
- お客さま、社員や協力会社とのコミュニケーションを深め、三現主義に基づく確実な管理による品質確保をおこないます。
- これまで培った技術をさらに深化させるとともに、環境の変化に対応する体制の整備と多様なお客さまに対応できるよう必要な技術を有する人財育成に努めます。
- 品質マネジメントシステムに基づき目標を設定し、定期的なレビューによりPDCAサイクルを廻し、継続的改善を図ります。
お客さまの満足を目指して
ISO9001に基づく品質保証活動
プラント事業部門、原子力事業部門ともISO9001を認証取得し、内部品質監査の結果、お客さま満足度、プロセスの結果などの情報を基に品質保証活動をスパイラルアップさせています。
お客さま満足に向けた取組み
お客さまへのVE提案等、品質を維持しながらコストを下げるなど、当社のこれまで培った技術を活用し、付加価値のある有益な提案をおこないます。
お客さまとのコミュニケーションや満足度調査等により、お客さまの声に耳を傾け真摯に改善します。
安全性、信頼性の高い品質施工をおこない、アフターフォローも確実におこないます。
品質マネジメント体系
設計・施工における
品質管理の徹底
専門セクションによる設計監理
- デザインレビューによる設計品質の確保
(トラブル情報を反映した未然防止を含む) - 設計検証及び妥当性確認
- 鋼構造解析評価(強度評価、耐震評価)
- 配管応力解析設計(熱応力評価、耐震評価)
- 水理解析
- 計装システム設計
- 3D撮影データや3D CADを活用した機器据付手順や保全作業方法のシミュレーション
設計に関する教育訓練
- Auto CADなど設計ツールの習得教育
- 3D CAD操作の習得教育
施工に関する教育訓練の実施
- 過去のトラブル事例シートを用いたトラブル予知訓練をおこない、トラブル発生の感受性向上を図っています。
- 品質不適合のモックアップを使って品質体感訓練をおこない、トラブルの未然防止を図っています。
基盤となる品質強化の徹底
たゆまぬ技術力の維持向上
- 人材育成管理システムにより個人毎の業務歴、取得資格、教育受講歴を管理し、力量の把握および計画的な教育に反映しています。
- 教育カリキュラムに基づき、階層別、危機別の教育システムにより技術力の向上を図っています。
内部品質監査による品質システムの
有効性向上
- 社内の各種ルールに従って業務が遂行されていることを検証し、改善活動を通して品質システムを高めています。