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安全・品質への取組み
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企業情報
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サステナビリティ
静電浄油装置(OCM)
静電気力を使用し、効率よく汚染要因物を除去
発電所のタービン潤滑油系統等、大量の油を使用する設備の油浄化システムです。油中の汚染要因物(コンタミナント)のなかでも100ミクロン以下の酸化変質物(スラッジ)を中心とする微小な粒子が、軸受や作動部にトラブルをもたらすことが多くあります。このような微小粒子に対しても有効に作用する静電気力を使って、効率良く汚染要因物を除去することが可能になりました。危険物保安技術協会性能評価製品である防爆構造採用の製品です。
特徴
電気力を利用して浄化をおこなう画期的なシステムです。
- 電気力は粒子サイズに関係なく全ての粒子に対して作用するので、粒子径に左右されず油に溶けない全ての汚染物質を捕集でき、スラッジの効果的な除去が可能です。
- フィルタのように目詰まりすることなく、大量に汚染要因物を捕集することができます。
- 自動粒子計測器を搭載しており、リアルタイムでNAS等級値を確認できます。
施工・販売実績
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定期検査時のタービンオイルフラッシング施工
関西電力(株)原子力発電所、日本原子力発電(株)、敦賀・東海第二発電所、中国電力(株)島根原子力発電所、四国電力(株)伊方原子力発電所 - 関西電力(株)美浜発電所1・2号機に恒設し、運転中タービンオイルフラッシングを実施
- 北陸電力(株)志賀原子力発電所2号機に恒設し、1号機の定期検査時のタービンオイルフラッシングに流用